こんにちは、
自由に生きる作家
高橋フミアキです。
今回は、
「JXTG童話賞」を受賞するために、
童話をどんなふうに書けばいいかを解説しますね。
ちなみに、この文学賞は、
・賞金100万円
・5月末が締め切り
・「心のふれあい」がテーマ
この賞はテーマが決まっていますので、
テーマである「心のふれあい」ということから考えていきましょう。
■ステップ1
「心のふれあい」という言葉を聞いて連想するものを書き出してみます。
あなたも、ぜひ、1時間くらいかけて、
静かにコーヒーでも飲みながら考えてみてください。
連想ゲームのようなものです。
浮かんできた言葉をどんどんノートに書き出してみましょう。
ちなみに、私の頭に浮かんだ言葉を列挙しておきますね。
・父と娘
・親切
・感謝
・昔の恩
・恩師
・可哀想な捨て猫を助ける
・イジメられている子を助ける
■ステップ2
連想した言葉のなかでビビッと心に響いたものを選ぶ
私の場合は、
・昔の恩と
・イジメられている子を助ける
という2つのキーワードが響きました。
これで書いてみようと思いました。
■ステップ3
プロットを作る。
プロットを作るときは、
私のブログでプロットの原型を何パターンか公開していますので、
その原型に当てはめていきます。
今回は「AかBかのプロット」を使ってみましょう。
詳しくはこちらのページを参照ください。
詳しくは下記のページへ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://goo.gl/cqJbg5
プロットを作るときに、
主人公のキャラクターがアバウトですが、
出来上がってくるはずです。
私の場合は、
・主人公は小学6年生男子
と設定しました。
そして、こんなプロットを作ってみました。
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いつも遊ぶ友だちがみんな塾やスイミングへ行きだして、
誰も遊んでくれない。
そんなときに、
イジメられっ子が向うから歩いてくる。
仕方なしに、
あのイジメられっ子を誘って遊ぶかなと思いつく。
しかし、待て!
もしも、一緒に遊んでいるところを誰かに見られたら、
今度はボクがイジメられることになるかもしれない。
どうする?
でも、
1人で遊ぶよりも、
2人で遊ぶほうがきっと楽しいはず。
でもでも、
相手はいつもイジメられている奴だ。
そんな葛藤が生まれる。
声をかけるなら今だ。
早く声をかけなきゃ、
通り過ぎていくぞ。
審判のときだ。
ええい、どうとでもなれ。
「ねえ。公園で2人サッカーやらないか?」
それから30年後、
主人公はブラック企業の社畜となり身も心もボロボロになっていた。
そんなとき、
知らない会社の祝賀パーティへの招待状が届いた。
その日はハイヤーで迎えにくるというのだ。
いったいどういうことだ?
パーティ会場に行くと入口で、
30年前のイジメられっ子が、
高級スーツに身を包んで待っていた。
イジメられっ子は、
大企業の社長になって大成功していた。
「すべてはあなたのおかげなんです。
なぜならば、私はあの日、自殺しようと思っていたのですから」
男は主人公に「ぜひ、わが社の取締役になってください」と懇願した。
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いかがですか?
こんなプロットを作っておき、
あとは、
ここに肉付けしていきます。
肉付けの仕方は、
以前も、このメルマガでお話ししたのですが、
次回、もっと詳しくお話ししますね。
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